豪ドル円(AUD/JPY)の特徴!スワップポイントが高い?

豪ドル円(AUD/JPY)の特徴!スワップポイントが高い? FX初心者

こんにちは、森下@the_trade_jp)です。

今回は日本の投資家に人気の通貨ペア、「豪ドル円」の特徴についてご紹介していきます。

トレード初心者の方からすると、豪ドル円は寝ていてもお金が入ってくる通貨ペアに見え、今すぐにでも飛びつきたいと思うでしょう。

しかし、「やはり利益の高い話には裏があるんじゃないのか?」と思う方もいると思います。日本でも人気の高い通貨ペアの豪ドル円を今日は徹底的に解説していきます!

豪ドル円(AUD/JPY)の特徴

豪ドル円でトレードに勝つためには、まずはその特徴を知っておく必要があります。

トレード初心者の方からすると、豪ドル自体の存在を知らなかった方も多いのではないでしょうか?

この章では、豪ドルに関連するスワップポイントと、AUDの値動きの特徴に視点を絞って解説していきます。

豪ドル円のスワップポイントで堅実に稼げる?

豪ドル円の最大の特徴をあげるなら、まず「AUDのスワップポイントが先進国の中で一番高い」というのがあります。

そのために、金利が1%にも満たない日本円との相性はよく、スワップポイントを利用して豪ドルを所持しておくだけで収入を獲得することが出来ます。そのため、自国の通貨を使う頻度の高い日本人投資家には豪ドル円は人気の通貨ペアです。

しかし、最近では米ドルが豪ドルよりも金利を上回っているなど、一概に豪ドルが金利が高いとは言えなくなっている現状があります。

スワップポイントとは?
 

スワップとは元々交換を示します。そして、トレード業界では通貨の交換をした際に、A国とB国の金利の差額を受け取った際のお金をスワップポイントといいます。

計算式としては、「7%(A国の金利)-2%(B国の金利)=5%(金利の差額)」になります。

豪ドル円の値動きは激しい?

しかし、豪ドル円のスワップポイントが高いことの反面として値動きが激しく、AUD/JPYを買う際にはリスク管理が必要な通貨ペアという面もあります。

実際、豪ドル円が米中通商摩擦を受けて、2018年12月3日から2019年1月3日まででの大暴落が起こっていたのも、資源大国であるオーストラリアが世界の経済状況(NY市場や中国市場など)に非常に密接に関わっているからこそ、このような事態が起こりました。

豪ドル円で利益を上げるためには、どんな値動きの特徴があるのかを知っておく必要があります。

豪ドル円の値動きは激しい理由

1 オーストラリアが世界有数の資源大国であるために物価の上がり下がりに影響を受けやすい。

2 中国の株式市場に影響を受けやすい。(オーストラリア最大の輸出相手国が中国であるため。)

3 毎月初めのRBA(オーストラリアの中央銀行)が行う金融政策発表があるため。(金利や金融政策などが絡んでくるので要注意。)

4 豪ドル自体がリスク通貨として認知されているために、NY市場や中国市場の不安定に影響が直結しやすい。

豪ドル円で堅実に利益をあげるためには?

豪ドル円はスワップポイントを利用するのか、それとも値動きの激しさを利用して為替で高い利益を受け取るのかで戦略が変わってきます。

この章では、豪ドル円に関連性の高い中国市場とNY市場をベースとした解説をしていきます。

豪ドル円の値動きの予兆を見抜くためには?

豪ドル円で堅実に利益を上げるためには、中国市場とNY市場の動きには常に注視しておくことがベストです。

先ほど説明した通り、オーストラリアの最大の輸出品目である鉄鉱石の八割が中国へ輸出されているなど、資源大国豪州と産業大国中国経済はすでに両者ともに経済依存している状態にあり、豪ドル円は中国の影響を受けやすいためです。

すなわち、「豪ドル円でスワップポイントを利用して利益を上げたい」と思う方は、以下の各国の経済指標や、政治状況をチェックしておくことをおススメします。

  • RBA(オーストラリア準備銀行)政策金利発表
  • 豪・雇用統計(新規雇用者数、失業率)
  • 中国製造業PMI(購買担当者景気指数)
  • 中国のGDP成長率
  • 資源価格の動向(特に工業関連)

RBAの経済指標の発表は毎月第1火曜日の13:30(夏時間は12:30)に発表されています。

豪ドル円でトレードをする際に気を付けておくポイントとは?

豪ドルは先ほどにも述べた通りに、AUDがリスク通貨としての認識が根強く残っています。だからこそ、リスクオン相場では豪ドルは一定の間隔で上昇する傾向があるのですが、反面としてリスクオフ相場の場合には一気に値下がりが起こる現象があります。

豪ドル円でスワップポイントを利用して利益を出そうとするならば、“買い”エントリーが必要です。”売り”でエントリーすると、スワップを支払わないといけないため、注意が必要です。

リスクオン相場とリスクオフ相場とは何なのか?

リスクオン相場とは、各国の経済的問題の改善や不況からの脱却などの好景気による市場の安定などによる投資家たちの積極的な投資が行われている状態のことを指します。

それに対し、リスクオフ相場の場合には不況の突入や金融不安や経済成長の減速などが重なると、相場は不安定になり投資家たちが投資に対して慎重になっている状態を示します。

まとめ

豪ドル円の特徴は、RBA(オーストラリア準備銀行)がオーストラリア・ドルの金利を高く設定しているために、豪ドル円などの通貨ペアでスワップポイントを受け取ることが出来ることです。

そのために、豪ドル円は日本人投資家からも人気が高い通貨ペアですが、資源大国の宿命として世界市場に影響を受けやすい点もあり、中国市場とNY市場の動向をチェックしておくのがベターです。また、オーストラリアの金融政策を発表するRBAの声明は必見とも言えるでしょう。

豪ドル円で堅実に利益を出す際には、市場が安定しているリスクオン相場の時に“買い”でエントリーすれば、安定した上昇と金利差を利用したスワップポイントを受け取ることが出来るかもしれません。