ポンド円(GBP/JPY)の特徴!値動きが大きい理由を解説します!

ポンド円(GBP/JPY)の特徴!値動きが大きい理由を解説します! FX初心者

こんにちは、森下です。(@the_trade_jp

今回はポンド円(GBP/JPY)の特徴説明していきます。

イギリスポンド(GBP)の特徴

イギリスポンド(GBP)の特徴

イギリスポンド(GBP)は、イギリス(英国)で使用されている通貨です。

ドル(USD)、ユーロ(EUR)、円(JPY)に次ぐ世界第4位の取引量がある通貨です。戦前には、基軸通貨だったこともあり、トレーダーの間でも注目度の高い通貨の一つですね。

そんなイギリスポンド(GBP)の特徴を見ていきましょう。

ポンド(GBP)は値動きが激しい

ポンドの最大の特徴はボラティリティ(値の変動幅)が激しいところです。

例えば、ポンド/円での通貨ペアだと、1日3円動く事も珍しいことではありません。

このような動きの背景には、『投機目的での売買がされやすい』というのがあります。

取引量が、ドル・ユーロ・日本円に比べると少ないため、狙ったかのような売買が行なわれ、大きく値が動くことがあります。

そのため、別名殺人通貨」の異名をとるほど、激しい値動きで有名な通貨です。

特に元から値動きを増幅させる傾向がある日本円とのペアであるポンド円は、リーマンショック時には1年程度で100円以上下落するなど、為替差益を狙う人にはうってつけの相場でした。

一方で、適切にリスク管理をしておかないと、あっという間に強制ロスカットになってしまう通貨でもあります。

この値動きの激しさから、個人投資家にも大きなリターンを得るチャンスがあるため、人気の高い通貨となっています。

ユーロと値動きが連動しやすい

ユーロは導入していないものの、イギリスはEUに加盟しています。また、イギリスはヨーロッパの国で、地理関係が近いので、ユーロとポンドの動きは連動しやすいです。

ユーロドルの通貨ペアで、ユーロが買われていると、ポンドもつられて上がる傾向にあります。

そのため、ギリシャ破綻の時などは、混乱しているユーロよりポンドを買うという動きがありました。

ポンド円(GBP/JPY)の特徴

ポンド円の値動きの特徴

ポンド円(GBP/JPY)は「ポンドドル(GBP/USD)」と「ドル円(USD/JPY)」を掛け合わせてつくられた合成通貨ペアです。

ポンドドル(GBP/USD)とドル円(USD/JPY)は単独同士でもクセのある値動きをします。

そのためクセのある通貨ペア同士の合成通貨であるポンド円(GBP/JPY)は、値動きに信頼性が持てないということです。

合成通貨ペアとストレート通貨ペア

世の中には、「ドル/円」「ユーロ /ドル」「ポンド/円」「ポンド/ドル」「ユーロ/円」のように、多くの「通貨ペア」が存在します。
ですが実際に取引されているのはこの中の一部と言われていて、それ以外は計算で求められています。

主に直接取引をされているのものを「ストレート通貨ペア」といい、「ストレート通貨ペア」の組み合わせによりレートが決まる「合成通貨ペア」の2つがあります。

「ストレート通貨ペア」では、「ドル/円(USD/JPY)」「ポンド/ドル(GBP/USD)」が上げられ、この二つの通貨の相関によってレートが決まる「合成通貨ペア」が「ポンド/円(GBP/JPY)」 となります。

合成通貨ペアの特徴は以下の3つです。

・ストレート通貨ペアに比べてボラティリティが大きい場合が多い
・ロウソク足の形状がきれいではない場合が多い(ヒゲが多発など)
・組み合わせるストレート通貨ペアの方向性により値動きが複雑になる

◯ボラティリティの大きさ
「ドル/円」が50pips程度の動きしかないのに、「ポンド/円」は100pips程度の動きをしているということがあります。
このボラティリティ(値段の動き)の大きさが合成通貨ペアの魅力だといえます。

◯値動き
値動きが一番の違いかもしれません。

「ポンド/円」は「ドル/円」と「ポンド/ドル」の両通貨の影響を受けます。

これがロウソク足の形状にも出るのですが、例えば、「ドル/円」が上昇、「ポンド/ドル」が下降となると、「ポンド/円」はどっちつかずになる事があります。

ポンド円(GBP/JPY)の値動きが活発な時間帯

ポンド円(GBP/JPY)は日本時間の昼は値動きが比較的小さく、夜に大きく動きます。時間別に詳しく見ていきます。

時間別の値動き

・午前4時~午前8時ごろ

FXの営業日が変わる時刻(午前6時または午前7時)を挟むあたりは、ポンド円(GBP/JPY)の値動きが小さいです。値動きが大きいポンド円(GBP/JPY)ではありますが、この時間帯のトレードは難易度が高い傾向にあります。

・午前9時~午前10時ごろ

値動きが少ない時間帯ではありますが、日本の経済活動が始まる時刻である9時以降は、いくらか値動きが大きくなる場面があります。

・午前11時~午後2時ごろ

そして、再び値動きが小さくなります。

・午後4時~午後11時ごろ

この時間帯に最も値動きが大きくなります。午後5時を中心とする時間帯の値動きのほうが、午後11時を中心とする時間帯よりも値動きが大きくなっています。これは米ドル/円(USD/JPY)などとは異なります。

ポンドは欧州の通貨ですから、欧州で取引が開始される日本時間夕方ごろの取引が最も活発です。

・深夜0時以降

早朝に向けて価格変動率が小さくなっている様子が分かります。

ポンド円(GBP/JPY)トレードの狙い目の時間帯

ポンド円を取り扱うなら夜が狙い目です。その中でも、以下の2つの時間帯が特に値動きが激しいため、狙い目です。

  1. 午後5時前後(クライマックス)
  2. 午後11時前後

まとめ

今回は、ポンド円の特徴を見てきました。ポンド円(GBP/JPY)は、ポンドドル(GBP/USD)とドル円(USD/JPY)による合成通貨ペアです。

それぞれの通貨ペアがクセの強い値動きをするため、初心者トレーダーには向かない通貨ペアです。

値動きは昼間は小さく、夕方から夜にかけて活発になり値動きも大きくなります。初心者はまず、ドル円やユーロドルなどのストレート通貨ペアで始めるのがいいでしょう。