ロスカットとは?大損したくない人は必見

ロスカットとは FX初心者

こんにちは、森下です。

今回は、ロスカットとは何かについて解説をしていきます。FX取引を始める方にとってとても重要な知識です。特にレバレッジ取引をして大きな利益を生み出そうと考えている人には必要な知識です。

また、ロスカットをどんな風に投資に活かせるのかについても解説していきます。ロスカットについてなんとなく知っている方や全く何も知らない方にも必要なことになるので解説を見ていきましょう。

ロスカットとは

ロスカットとは、取引においてある一定(ロスカットライン)以上よりも損失が大きくなった場合に自動決済される仕組みのことです。

ロスカットとは一定額を下回った時の強制決済

FX取引をする時にはレバレッジ取引をすることが多いです。レバレッジ取引をした時の利点の一つが、利益が大きくなることです。しかし、損失が大きくなる可能性もあるということがレバレッジ取引のデメリットです。

レバレッジ取引をすることで、自分が預け入れたお金を証拠金に1~25倍の金額を取引ができるようになります。レバレッジを効かせることで利益を大きく出すことが目的ですが、損失も大きくなってしまうことが欠点です。損失が大きくなりすぎないようにするのがロスカットです。

レバレッジ取引とロスカット

例えば、10,000円の証拠金を元に25倍のレバレッジを効かせて取引をすれば、25万円もの取引を行うことができます。1ドル100円の時に25万円分を購入し、その後1ドル110円まで上がって売却をすれば利益になります。100円の時に2500ドルを購入し、110円の時に2500ドルを売却すれば25万円→27万5千円(110ドル×2500保有)になります。利益は25000円になります。

しかし1ドルが96円になれば25万円→24万円(96×2500)で、1万円の損失です。もし1ドルが96円を下回るようなことがあれば、損失が証拠金よりも大きくなってしまいます。あまりにも大きな損失を被った際に、その損失の補填を求められることがあります。

追加で補填を支払わないためにロスカットがあります。追加で補填を請求されることを追証といいますが、ロスカットとは追証を免れるために作られた自動決済システムです。

元手以上の損失を負わないため、借金を背負わないための施策がロスカットです。ロスカットは大体が証拠金の20~30%ぐらいで設定されています。ロスカットが設定されているので、トレーダーは大きな損失を免れることができます。

ロスカットの注意点

ロスカットとは救済措置です。しかし救済措置である代わりにデメリットもあります。

トレードをするにあたって弊害になることもあります。ロスカットの注意点について見ていきましょう。

ロスカットの注意点①:追証を支払わなければならないこともある

ロスカットのおかげで大きな損失を負わないで済むということもありますが、一方で相場が急激に大きく変動した場合にはロスカットが間に合わないということもあり得ます。時には数秒で相場が大きく変動することもあり、その瞬間のロスカットが間に合わなくなってしまいます。

ロスカットが間に合わなければ、ラインを下回ってからの自動決済になります。

このような場合は大きな損失になったり、追証を払わなければならない場合もあるので注意が必要です。

ロスカットの注意点②:

ロスカットとは強制売却とも言える仕組みです。そのため、今後含み損が小さくなるを期待して購入した場合にもロスカットをされてしまう可能性もあります。

ロスカットとは損失だけではないもの

 

 

つまり、ロスカットとはトレーダーが元金以上の損失を負ってしまうことを防ぐためものなので、保有しているポジションの含み損が大きくなった時に強制決済されます。言い換えれば、ある一定の金額を下回れば勝手に決済されてしまうということです。

ロスカットは自動なので、これから相場がどうなるかなどの人間の予想は一切無視されます。

「これから含み損が小さくなることを期待していたいのに」と思ってもロスカットラインを下回ってしまえば、関係ありません。

早すぎるロスカットはデメリットになってしまいます。

ロスカットを有効活用する方法とは

ロスカットはどのように活用すれば良いのでしょうか。有効活用するためにはまずロスカットのラインを知ることです。ロスカットのラインはFX各社によって違いますが、そのラインを最初に把握しておく必要があります。

証拠金の30%前後に設定されていることが多く、含み損が証拠金の30%を下回るとロスカットになります。

ロスカットのラインを知った上で、レバレッジ取引をする際には証拠金に余裕を持つことが重要です。

例えば、証拠金が1万円あるとします。1万円にレバレッジ25倍をかけて取引をしたとし、ロスカットが証拠金の30%であれば3000円の含み損が出た時点でロスカットになってしまいます。つまり1ドルが100円の時に25万円分を購入したときに、1ドルが98.8円を切ればロスカットになってしまいます。

しかし、証拠金が10万円あるとします。5万円にレバレッジ20倍をかけて取引をしたとします。1ドルが100円の時に購入すれば1万ドルを保有することができます。証拠金が10万円あるので、ロスカットが30%だとすれば7万円の損失を出さなければロスカットにはなりません。なので1ドルが93円を切らなければ、ロスカットになりません。

このように、証拠金を元にレバレッジをどれくらい効かせて取引するのかをよく考えることがロスカットを有効活用する秘訣です。

まとめ

ロスカットとはレバレッジ取引を行った時などに、大きな損失を出さないために作られた自動決済システムです。ロスカットがあることで大きな損失を防ぐことができます。しかし、急激な相場の変化に対応できないことやロスカットになってほしくないタイミングでロスカットされてしまうこともあります。

自分がどれぐらいレバレッジを効かせるのかをよく考えて、ロスカットラインをあらかじめ把握して取引をすることで最大限にロスカットを活かすことができます。