テクニカル分析の基礎・移動平均線とは

テクニカル分析で用いる移動平均線とは FX

チャートをテクニカル分析する上で欠かせないものの一つに、移動平均線というものがあります。株やFX、仮想通貨などチャートがあるものについては全てで登場し、ゴールデンクロスやデッドクロスという重要な売買サインの判断材料にもなる移動平均線について紹介します。

移動平均線とは?

移動平均線とは

上の図を見ると、よく見るローソク足の他に、緑と赤と紺の線が引かれているのがわかります。これを移動平均線といいます。

特に、緑の線を「短期移動平均線」、赤の線を「中期移動平均線」、紺色の線を「長期移動平均線」と呼び、一定期間(一般には短期の場合は5本、中期の場合は25本、長期の場合は75本)のローソク足の終値の平均をつなぎ合わせた線のことを移動平均線と呼びます。

期間が短期になっていくにつれて、移動平均線がローソク足に近づいていくことが特徴です。

移動平均線の見方や使い方

移動平均線が重要なインジケーターと言われるには大きな理由があります。効果的な移動平均線の見方や使い方を見ていきましょう。

ゴールデンクロスやデッドクロスの判断材料になる

まず最初にあげられるのが「移動平均線が、買いのサインであるゴールデンクロスや売りのサインであるデッドクロスの判断材料になる」ということです。

ゴールデンクロスやデッドクロスに関する詳しい記事は、こちらを参考にしてください。

ゴールデンクロスやデッドクロスとは、だましの見分け方も解説

2018.08.10

トレンドやレンジなどの相場感がわかる

移動平均線とローソク足の位置関係で相場観がわかる

2つ目にあげられるのが、移動平均線とローソク足の位置関係をみると相場感がわかるということです。

まず基本として、以下の3つを抑えておきましょう。

・ローソク足と移動平均線がほぼ重なっている→横ばい(ヨコヨコ)
・ローソク足が移動平均線よりも上にある→強気相場(上昇トレンド)
・ローソク足が移動平均線よりも下にある→弱気相場(下降トレンド)

これらの関係は、先ほどのチャートを見ればとてもよくわかりますね。

また移動平均線の傾きが急であればあるほど、強いトレンドであるということも知っておきましょう。

サポートやレジスタンスとして機能する

*サポートラインとは…単にサポートや支持線とも呼ばれ、買いが集中しやすく、それ以上値段が下がりにくい価格帯のことです。

*レジスタンスラインとは…サポートの反対の意味で使われ、レジスタンスや抵抗線とも言われます。売りが集中しやすく、それ以上値段が上がりにくい価格帯のことです。

当然ながら買いでエントリーする場合、極力安いところでエントリーしたいでしょう。その場合に参考になるのがサポートラインです。

サポートライン付近でエントリーすれば勝率もぐんと上がりますが、短期・中期移動平均線がこのサポートやレジスタンスとして機能することが多いのです。

短期・中期移動平均線がサポートやレジスタンスとして機能する

エントリーする際に、ぜひ移動平均線によるサポートやレジスタンスにも注目してみてください。

移動平均線はFXや株、仮想通貨などのどのチャートでも使える?

もちろんチャートがあるものに関しては、基本的には全て移動平均線を使うことができます。しかし実際には、金融商品によって移動平均線がよく効く場合とそうでない場合があります。

特に移動平均線が役に立ちやすいのは、株やFXだという傾向にあり、仮想通貨にはあまり効きづらいと言われています。

まとめ

今回は、重要な買いや売りのサインであるゴールデンクロスやデッドクロスの判断材料になったり、ローソク足との位置関係で相場感を理解できたりする移動平均線について解説してきました。

今回紹介したことを頭に入れて、実際にチャートを見てみてください。移動平均線のすごさがわかることだと思います。