ゴールデンクロスやデッドクロスとは、だましの見分け方も解説

FXゴールデンクロスとデッドクロス FX

メガバンクや専業トレーダーなど、テクニカル分析をレポートとしてまとめて発表されているものを見ると、よく「ゴールデンクロス」「デッドクロス」という言葉が出てきます。

当然ながら初心者の方や、投資歴が浅い方は、これらの言葉を聞いたことはあっても意味がよくわからないかもしれません。

実はゴールデンクロスやデッドクロスはだましが多いシグナルとして有名ですが、そんなゴールデンクロスやデッドクロスとはどんなものなのかを紹介していきます。

ゴールデンクロスやデッドクロスとは?

ゴールデンクロスは、短期移動平均線(25日移動平均線)が長期移動平均線(75日移動平均線)を下から上に抜ける現象のことをいいます。

デッドクロスはゴールデンクロスの反対で、短期移動平均線(25日移動平均線)が長期移動平均線を上から下に抜ける現象のことをいいます。

ゴールデンクロス、デッドクロスとは

ゴールデンクロスは「買いのサイン」、デッドクロスは「売りのサイン」の代表格なので、この2つはしっかりと頭に入れておきましょう。

ゴールデンクロスやデッドクロスはなぜ買いや売りのサインなの?

ここから解説することは少しレベルが高い話なので、初心者の方やあまり難しいことを考えたくないという方は、読み飛ばしていただいても構いません。

最低限、「ゴールデンクロスは買いのサイン」「デッドクロスは売りのサイン」ということだけは覚えておきましょう。

では早速解説に入っていきます。

価格が底値に到達しそこから上昇に転じるとき、短期線→中期線→長期線の順番で上を向いていきます。底値に到達したときには短期線が一番下にあるので、短期線が上向けば長期線を追い抜くことになります。その追い抜かすタイミングとしてゴールデンクロスが生じるのです。(下の黄色丸)

逆に価格が天井に到達してそこから下落に転じるとき、短期線が長期線を上から追い抜きます。(下の緑丸)

そこから価格は下落していくため、デッドクロスは売りのサインとして知られているのです。

ゴールデンクロスやデッドクロスのだましとは?

ゴールデンクロスは買いのサイン、デッドクロスは売りのサインとして知られていますが、100%上がる訳でも下がる訳でもありません。あくまでも、「上がる可能性が高いですよ」「下がる可能性が高いですよ」というサインなのです。

そもそも100%当たるサインではない(100%当たるサインはありません。)ということを頭に入れておく必要があります。とはいうものの、できれば高い確率でサインを昨日させたいですよね。

「ゴールデンクロスしたにも関わらず上がらなかった」「デッドクロスしたのに下がらなかった」という場合を、だましといいます。このだましにかかると勝率が圧倒的に下がるので、だましに騙されないようにしていきましょう。

当たりのゴールデンクロスやデッドクロスと、だましのゴールデンクロスやデッドクロスの違い

下の図では、短期移動平均線(25日移動平均線)が赤、長期移動平均線(75日移動平均線)が紺色で描かれています。

これはドル円5分足のチャートから持ってきた図ですが、黄色で示したゴールデンクロスと緑色で示したデッドクロスは、いわゆる「だまし」ではなく、きちんと機能しています。

ゴールデンクロスやデッドクロスのだまし

では、だましとだましではないあたりの違いは何でしょうか。

それは、チャートのローソク足と近いところでクロスが起きているかどうかです。

実は、先ほど冒頭で載せた画像(以下に再度載せています)は、ローソク足の遠くでクロスが起きているため、だましのクロスになっているのです。

だましのゴールデンクロスやデッドクロス

ゴールデンクロスやデッドクロスをエントリーの根拠にする場合、ローソク足の実体と距離が離れていないかどうかを確認する癖をつけましょう。これだけで勝率が大きく上がるはずです。

まとめ

今回は、ゴールデンクロスやデッドクロスとはどんなものなのかや、なぜ買いや売りのサインとして機能するのか、そしてだましについて解説してきました。

この記事で学んだことを参考にして実際にチャートを分析し、勝率を高めていきましょう。