FX初心者が必ず抑えておくべき基礎知識と失敗パターン

FX初心者のための知識解説 FX

FXの経験がまったくなかったり、初心者の方達に、「FXってどのようなイメージがありますか?」と聞くと、よく「詳しい仕組みがわからない」「とにかく借金しそうな気がする」「実際に何から初めていけばいいのかがまったくわからない」という答えが返ってきます。

しかしFXを始める時は、誰しも初心者ですし、やったことがないことに対して不安を感じるのは当たり前とも言えます。

今回は、初心者が「FXで勝つ」以前に、FXを始めるまでに知っておかなければならないことを全て網羅的に紹介していきます。

FXとは?

FXとは

初心者の方の中には、「FX」という言葉は知っていても、それがどんなものなのかも知らない方も多いと思います。極論をいってしまえばFXが何の略称なのかを知らなくても稼げるようにはなれるので、サラーっと見ていきましょう。笑

FXとは「Foreign Exchange」の略で、日本語では正式には、「外国為替証拠金取引」と言います。

二国間の通貨(例えば「円(日本)」「ドル(アメリカ)」「ユーロ(EU)」「ポンド(イギリス)」「ウォン(韓国)」などのレートは時事刻々と変化をしています。1ドル=110円だったり、1ドル=105円だったりすることはご存知でしょう。

この常に変化するレートの差額を取り、利益をあげていくのがFXです。

基本となる取引は二つです。「安く買って高く売る」「高く売って安く買う」の二つです。

FXの基本は「安く買って高く売る」「高く売って安く買う」の2つ

 

多くの人はドルを普段使っていないと思うので、「安く買って高く売る」はピンと来るでしょうが、FXでは”売ってから買い戻す”ということもできます。(これを「空売り(からうり)」と言います。)

空売りの概念はなかなか難しくて理解できないかもしれませんが、そういうものなんだと思っておきましょう。特に理解する必要もありません。

簡単にいうとFXでは、チャートを見て、「上がる!」と思ったら「買い(buyやロングとも言います)」の注文を入れ、「下がる!」と思ったら「売り(sellやショートとも言います)」の注文を入れればOKです。

 

初心者が押さえておくべきFXの基礎知識

「FXで10万円以上を溶かした」「FXで借金ができた」などという話を、もしかしたらあなたも1度くらいは聞いたことがあるかもしれません。

きちんと基本さえ押さえておけばこのようなことにはなりませんが、逆に基本も押さえずにFXをはじめてしまえば、大金を溶かしてしまう可能性も出てくるのです。FXに関しては勉強がとても大切になってくるので、まずは初心者が押さえておくべき基礎知識を見ていきましょう。

FXの基礎知識①:レバレッジがある

FXにはレバレッジがある

小学生か中学生くらいの時に、「テコの原理」を習ったでしょう。FXにはテコの原理があり、それを「レバレッジ」と呼びます。

レバレッジは通常、10倍や25倍などと表現さレます。レバレッジが10倍であなたが10万円を入金した場合、100万円分の取引が可能になります。

当然100万円分の取引ができる分、大きな利益を望めますが、逆に損失も大きくなってしまいます。

すなわち、「レバレッジが大きくなる」=「ハイリスクハイリターン」だということです。

日本のFX会社の場合、レバレッジは25倍までに制限されていますが、海外のFX会社の場合は制限がありません。現在はレバレッジ888倍の取引ができるような会社もあります。

FXの基礎知識②:追証がある場合もある

 

先ほどのレバレッジの話を聞いて、勘が良い方は「ん??」と思ったことがあるでしょう。

例えばレバレッジ10倍、証拠金10万円で取引をしているとします。この場合は、100万円分の取引ができることを先ほど紹介しました。

100万円分の取引をすることができるということは、最大100万円の損失を出してしまう可能性があるということですよね。でも、10万円しか預けていません。この場合、最大90万円分の損失を補填してください、と言われてしまう場合があります。

これを「追証(おいしょう)」と言います。この追証が原因で、「FXで借金ができてしまった」ということがありえてしまうのです。

しかし追証を必要としない会社も存在するので、登録する際に必ず確認をするようにしましょう。

 

FXの基礎知識③:スワップポイントがある

FXとは二国間の通貨の差をとって利益を得る取引手法だと最初に紹介しました。当然ながら、通貨が違えば金利も違います。この金利の差で生じるのがスワップポイントです。

普段何も考えずに、銀行に貯金していると思います。では100万円を1年間預けて入れば、いくら利子としてもらえるかご存知ですか?

正解はなんと、たったの300円です。日本の金利は世界的に見ても超低いのです。

基本的には「円を売る」トレードをすればスワップポイントを得ることができ、「円を買う」トレードだとスワップポイントを支払う必要があるのです。

スワップがプラスになるのはドル円ロング、ユロ円ロング、ポンド円ロング、ユロドルショートあたりを頭に入れておけば良いでしょう。

 

【初心者でもわかる】FXのチャートが大きく動く原因

チャートを見てみると、ほとんど方向感のない値動きをしている時期(レンジといいます)と、方向性を持って大きく値段が動いている時期(トレンドといいます)があることがわかります。

レンジとトレンド

実はレンジ相場が7割、トレンド相場が3割と言われています。レンジからトレンドに変換したり、トレンドからレンジに変換するには、どのような原因があるのでしょうか。

テクニカル

「このようなチャートの形になれば、値段が上がりやすい」という型があります。そのチャートの型を学習さえしてしまえば、FXで勝つことができるようになります。

全部で120種類程度なので、受験で覚えなければいけない英単語の数に比べれば全然少ないので、気合を入れて覚えてしまうのが良いですね。

ファンダメンタルズ

経済動向や政策金利、要人(トランプ大統領や安倍総理、日銀の総裁など)の発言、経済指標などの、チャート以外の要因でチャートが動くその原因を、ファンダメンタルズといいます。

ファンダメンタルズでチャートの流れが作り出されるときは、今までのチャートの流れから新しく流れがつくられていく場合が多いですし、突発的なチャートの動きになるので、大きな経済指標などは必ずチェックするようにしましょう。

 

FX初心者にありがちな失敗パターン

FXでのありがちな失敗

どんなことにしろ、初心者はベテランには考えられないようなミスや失敗をしてしまうことがあります。あとあと振り返ったら「そんなこともあったなあ」というレベルで笑えるかもしれませんが、でも極力抑えられるミスは抑えておきたいですよね。

では早速、初心者がやってしまいがちな失敗パターンを見ていきましょう。

初心者がやりがちな失敗①:ポジポジ病

まず最初にあげられるのは、常にポジションを持っていないと気が済まない「ポジポジ病」です。

当たり前ですが、FXでは「常にポジションを持っておかないといけない」というようなルールはありません。しかしながら初心者のうちは、常にポジションを持ちたい衝動に駆られることがあります。

やはり重要なことは、1回1回のトレードの質を高め、勝率をあげ、利益を大きくあげていくことです。感覚でトレードするとギャンブルになってしまいますし、勝率も下がってしまい、原資を減らしてしまうことになります。

きちんとチャート分析やファンダメンタルズ分析をした上で、根拠を持ったトレードをすることが大切です。

 

初心者がやりがちな失敗②:損切りラインを決めていない

FXの基本中の基本として、「これだけの含み益(=未確定な利益)が出たら利確(=利益確定)する」「これだけの含み損(=未確定な損失)が出たら潔く損切り(=損失確定)をして含み損をそれ以上増やさない」というラインを決めてトレードをします。

勝率が50%だとしても、利確ラインが3000円で損切りラインが1000円だとしたら、資金は徐々に増えていきます。しかし損切りラインを決めていないと、結局損失ラインが利確ラインよりも大きくなってしまい、トータルで見たときに資金が減っていくことになってしまうのです。

トレードをするときは、利確ラインと損切りラインを必ず決めて、注文をしたときにTP(=Take Profit「利確」)とSL(=Stop Loss「損切り」)を決めてトレードするようにしましょう。

 

まとめ

今回は、初心者の方がFXで利益をあげるために必要なことを紹介してきました。

トレードをする上では、

・ポジポジ病
・損切りラインを決めていない

の2つは絶対に避けなければならないので、きちんと今回紹介したことを頭に入れておいてくださいね。