5種類の「匿名通貨」を徹底比較!今後伸びる匿名通貨は!?

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こんにちは、森下です。

あなたは「匿名通貨」をご存知でしょうか?匿名通貨とは送金の「送り手」と「受け取り手」が一切分からない「匿名」状態で送金できる仮想通貨の事をいいます。

2017年末、匿名通貨は価格が急騰しました。現在は価格が落ち着いてますがまた今後が価格が上がっていくことが期待できます。

今回は5種類の有名な匿名通貨(DASH、Monero、Zcash、Komodo、Verge)を徹底的に比較していこうと思います。

匿名通貨とは?

匿名通貨とは言葉の通り「匿名」で取引のできる仮想通貨の事を言います。

「仮想通貨規制」で「ビットコインは匿名の取引なので、規制しなければ」という意見を聞くことがありますが、これは完全に間違いです。

ビットコインは匿名通貨ではない

ビットコインをはじめとする仮想通貨はどのアドレスからどのアドレスにいくら送金されたのか?というのがわかるような形でインターネット上に残ります。

一方の匿名通貨では送金されたという情報はインターネット上に残りますが、その情報が外部からは分からなくなっています。

匿名通貨とその他の通貨の違い

匿名通貨:送金情報を外部の人が確認できない仮想通貨

(どこまで分からないかは通貨による)

その他の仮想通貨:送金元のアドレスや送金金額、送金先のアドレスが公開されていて、誰でも確認することができる仮想通貨

 

ちなみに匿名通貨では共通して、「送金履歴(送金情報)」は見えないようになっていますが、通貨によっては「送金元のアドレス」は見れるなど違いがあります。

今回はそのあたりを比較していきます。

 

5種類の匿名通貨の特徴と仕組み

では本題に入っていきましょう。まずは5種類の匿名通貨の種類とその特徴を簡単に説明していきます。

仕組みに関しては少し難しいので、興味のない方は飛ばしてみてください。

DASH

匿名通貨DASHの特徴や他との比較

言わずとしれた「匿名通貨」の先駆者的存在。

「プライベートセンド」「インスタントセンド」という技術により送金のスピードの速さと匿名性を両立している通貨です。

DASHの特徴を支える仕組みである「プライベートセンド」と「インスタントセンド」に関して説明していきます。

 

プライベートセンド

匿名にするための仕組みです。通貨の送受信の際に、一度管理ノードというプールを経由して、複数の送受信依頼をシャッフルすることを言います。

Aさん(5DASH)   Bさん(30DASH)  Cさん(10DASH)

管理ノード

Dさん(25DASH)   Eさん(5DASH)   Fさん(15DASH)

このように一度送金された全てのDASHを管理ノードと呼ばれるプールに一緒にする。そしてその一緒にされた所からそれぞれの人に送金をする。

こうする事で匿名で送金をすることができます。

 

インスタントセンド

送金スピードを上げる為の仕組みです。

こちらは送金の時に「急いでおくりたい!」って人が選択できるサービスなんですが、なんとその場合取引が平均1.5秒で終わります。

 

マスターノードがすぐに「承認してあげますよ!」とマイニングするのをまたずにすぐに承認をだしてあげるシステムです。

マスターノードとは・・?

ノードはネットワークに存在するひとつひとつのパソコンです。

マスターノードはそのボスです。

この仕組みを使うことで長くとも10秒で取引が完了するので、ビックリするぐらい速く取引が完了します。

 

Monero

匿名通貨モネロの特徴と他との比較

Moneroはバイトコインという仮想通貨をベースとして開発された仮想通貨です。

リング署名ステルスアドレスという仕込みを使って、匿名性を高めています。

 

リング署名

匿名性を維持するための仕組みです。

普通の仮想通貨の取引の時には送金する時にデータの署名がされます。

 

署名は各自がそれぞれ持つ秘密鍵(プライベートキー)と公開鍵(パブリックキー)がちゃんと合っているか確認することで行います。しかし普通の仮想通貨だと1つの秘密鍵に対して1つの公開鍵を使って確認するので誰が取引したのかすぐに分かります。

 

匿名通貨モネロの秘密鍵を使ったリング署名とは?

リング署名では複数人の公開鍵を束ねて利用する方法にすることで、誰が署名したものかを特定しにくくします。

こうすることで匿名性を維持する事が出来ます。

ステルスアドレス

匿名性を高める為の仕組みです。

簡単にいうと、送金の時に受取人だけが分かる「秘密の一時的なアドレス」を使うことで、受取人以外の第三者からは取引の内容がみられないという仕組みです。

 

Zcash

匿名通貨ジーキャッシュの特徴と他との比較

Zcashは「ゼロ知識証明」というとても高度な技術を使う事によってレベルの高い「匿名性」を実現した仮想通貨です。

 

Zcashに関してはこちらの記事で「どんなコインなのか?」説明してますので、ご確認ください。

匿名通貨Zcashの特徴から今後まであらゆる角度で徹底解説!

2018.04.20

 ゼロ知識証明

とてもレベルの高い「匿名性」を実現するための仕組みです。

ゼロ知識証明とは・・

ある人が他の人に、自分の持っている情報が正しいことを伝えるのに、「正しい」以外の何の知識も伝えるずに証明できるようなやりとりの手法のこと

Zcashの送金で説明すると、送り主の名前や送る金額、受取人といった全ての情報を暗号化することによって第三者には分からないようにします。

こうして送金したという事実だけが残り、他は何も分からないようになります。

 

Komodo

匿名通貨コモドの特徴と他との比較

Zcashを元に作られたコインで匿名性が高く、世界で初めてアトミックスワップに取り組んだ仮想通貨です。

 

Zcashと同じ「ゼロ知識証明」で匿名性を実現しています。また「遅延作業証明」という仕組みを採用することによってセキュリティを高くしています。

 

ゼロ知識証明

とてもレベルの高い「匿名性」を実現するための仕組み(Zcashと同じ)です。

ゼロ知識証明とは・・

ある人が他の人に、自分の持っている情報が正しいことを伝えるのに、「正しい」以外の何の知識も伝えるずに証明できるようなやりとりの手法のこと

送金で説明すると、送り主の名前や送る金額、受取人といった全ての情報を暗号化することによって第三者には分からないようにします。

こうして送金したという事実だけが残り、他は何も分からないようになります。

 

 アトミックスワップ

ブロックチェーンが異なる通貨同士を、取引所を介さずにユーザー同士で直接取引ができるという技術です。
さらにかみ砕いて説明していきます。

例えばビットコインをKomodoと交換しようとした時まず取引所のホームページに行って交換しますよね。でももし取引所でミスが起こったとすれば、あなたのビットコインは消えてしまうというリスクがあります。

 

自分と取引する相手の2人で直接やりとりできるのであればその方が安心です。

その問題を解決するためにビットコインとKomodoをつないで直接2人でやり取りできるようにする技術をアトミックスワップと言います。

 

 遅延作業証明

セキュリティーを高めるための仕組み

ビットコインのブロックチェーンを使って、Komodoのブロックチェ―ンの認証をするシステムのことです。

匿名通貨コモドのブロックチェーンを守る仕組み

その結果、ビットコインというマイナー(認証作業をする人)がたくさんいる仮想通貨を使えるので、マイナーが集まらないとセキュリティーが低くなるという問題を解決して、セキュリティーを上げることができます。

 

Verge

匿名通貨バージコインの特徴と他との比較

TorI2Pという仕組みを使って匿名性を実現しています。

ユーザーのプライバシー維持をとても大切にする仮想通貨です。ユーザーのプライバシーを守るためにKomodoと同じく、アトミックスワップを採用したり、ユーザー間の匿名チャット機能であるVispsができたりします。

 

またVergeの一番の特徴は、匿名性のある取引と匿名性のない取引を1つのブロックチェーン上で切り替える事ができることです。

この機能によって、プライベートな取引では完全匿名にし、透明性を持たせたい取引では送信者のIPアドレスだけを匿名にすると、場面に応じて使い分けることができます。

 

Tor

Torとは・・

Torとは、暗号化と複数のノードをプロキシ接続することによって匿名での通信を行うための技術、あるいはそのような技術を実現するためのソフトウェアの名称である。

Torのソフトウェアがインストールされたコンピュータは、LANから外部ネットワークへ接続するためのプロキシ接続手法であるSOCKSとして機能し、Tor独自のネットワークを通じて通信を行う。Torは通信のたびに異なるプロキシサーバーを通じてアクセスを行い、また通信されるデータに暗号化を施すという特徴を持っており、匿名性の高いプロキシ接続を行うことが可能になっている。告発サイト「WikiLeaks」などでも、Torの匿名技術が利用されている。

引用元:Weblio

 

簡単にいうといくつもある専用のネットワークを、取引のたびにかえて使うので、匿名で取引できるという仕組みのことです。

I2P

簡単にいうとどこから通信が始まり、どこで通信が終わったのかを匿名にして間の取引も暗号化することで匿名の取引にする仕組みです。

I2P(The Invisible Internet Project: 「不可視インターネットプロジェクト」)とは、コンピュータネットワークによる通信の始点と終点を匿名化し、さらに端点間の通信内容も暗号化するという方法で匿名化されたネットワークを構成するソフトウェア、およびプロトコルの名称である。

引用元:Weblio

 

アトミックスワップ

ブロックチェーンが異なる通貨同士を、取引所を介さずにユーザー同士で直接取引ができるという技術です。

例えばビットコインをKomodoと交換しようとした時まず取引所のホームページに行って交換しますよね。でももし取引所でミスが起こったとすれば、あなたのビットコインは消えてしまうというリスクがあります。

 

自分と取引する相手の2人で直接やりとりできるのであればその方が安心です。

その問題を解決するためにビットコインとKomodoをつないで直接2人でやり取りできるようにする技術をアトミックスワップと言います。

 

「匿名通貨」の比較項目は?

基本情報

それぞれのコインに関して説明してきましたが、それぞれのコインの基本情報を分かりやすく比較していきたいと思います。具体的には以下の情報に関して比較していきます。

 

発行上限

2018年4月現在の発行量

2018年4月現在の価格

これまでの価格の変動

 

これらの情報は仮想通貨取引をする時に絶対に確認したい基本的な情報です。5種類の匿名通貨でそれぞれ比較していきたいと思います。

 

匿名性

まずは匿名通貨で一番重要な「匿名性」の度合に関して比較していこうと思います。これまで説明してきた通り、それぞれの仮想通貨で「匿名性」を出すために使っている技術は違います。

そのため、どこまで匿名になるのか?も通貨によって変わってくるのです。「誰から」「誰への」送金かだけが隠されるのか?それとも取引の金額まで隠されるのか?そのあたりを比較していきます。

 

取引スピード

取引にどれほど時間がかかるのかという「取引時間」も仮想通貨の価格にとても関係します。取引スピードが遅いと送金にかかる時間がとても長くなってしまったり、送金づまりを起こす原因にもなります。

匿名通貨の取引スピードを比較してみよう

その結果その仮想通貨が不便だと思われ、価格が下がってしまう事もあります。

仮想通貨取引で大切な「取引スピード」に関しても分かりやすく説明していきます。

 

5種類の「匿名通貨」を徹底比較

基本情報

まず「発行上限」「2018年4月現在の発行量」「2018年4月現在の価格」を表を使って分かりやすく比較していきます。

DASH Monero
発行上限 2,200万枚 1,840万枚
時価総額 2,250億円 2,980億円
順位 12位 11位
価格/枚 32,115円 18,790円

 

Zcash Komodo verge
 2,100万枚  2億枚  165億枚
 706億円  258億円  616億円
 25位  51位  26位
 19,603円  248円  4円
価格/枚が安いのに時価総額が高い通貨は、現在点での発行枚数が多い仮想通貨という事になります。
つぎに「これまでの価格の変動」を直近3ヶ月のチャートで説明していきたいと思います。

 

DASH

匿名通貨DASHのチャートと他を比較

昨年2017年末に価格が急騰したDASH。

一時期13万円ほどまで上昇してましたが、ずるずる価格を下げていき、現在は30,000円ほどにまで下がっています。

 

Monero

匿名通貨モネロのチャートと他を比較

2018年の1月までは順調に価格が上がり60,000円をこえていました。

しかし、そこから徐々に金額が落ちていき現在約20,000円です。

 

Zcash

匿名通貨ジーキャッシュ(Zcash)のチャートと他を比較

Zcashも2017年末は順調な伸びをみせていました。

2018年1月に最高金額100,000円を超えてからその後急に下がってしまいました。その後、下げ幅は落ち着き、現在20,000円ほどです。

 

Komodo

匿名通貨コモドのチャートと他を比較

こちらも2018年1月の1,200円をピークとして徐々に金額が下がってきています。

現在の価格は200円です。

 

Verge

匿名通貨バージのチャートと他を比較

こちらも2018年1月の20円越えをピークとして価格が下がっています。

現在の金額は約5円。しかし下がり幅は落ち着いてきているので、今後また上がってくる可能性は高いでしょう。

 

匿名性

匿名性に関しては「どのような仕組みを使っているか?」そして「送金元アドレスが隠れるか?」「取引記録が隠れるか?」「送金先アドレスが隠れるか?」を比較していきます。

〇→隠れる、×→隠れないとして比較していきます!
匿名仕組み 送金元

アドレス

DASH プライベートセンド ×
Monero リング署名

ストレスアドレス

Zcash ゼロ知識証明
Komodo ゼロ知識証明
Verge Tor

I2P

 

取引記録 送金先

アドレス

DASH ×
Monero △※ ×
Zcash
Komodo
Verge

※Moneroでは閲覧用の秘密鍵を公開することで取引内容を第三者が確認することができる

 

「匿名通貨」は全て取引内容は分からないようになっています。ただし送金元アドレスや送金先アドレスが隠れるかどうかは通貨の種類によって違います。

DASH・・送金元アドレスも送金先アドレスも公開はされますが、「誰から」「誰へ」という直接の取引は公開されない

(つまりAさんがお金を誰かに送金した、Bさんが誰かからお金を受取ったという事は分かる)

 

Monero・・送金先アドレスは分かりませんが、送金元アドレスは分かります

その他・・「送金元アドレス」「取引記録」「送金先アドレス」全て分かりません

 

取引スピード

では最後に「取引にかかるスピード」に関して比較します。

DASH・・・1.3秒

Monero・・2分

Zcash・・・10分

Komodo・・5秒

Verge・・・5秒

DASHが断トツで速く、そしてその後にKomodoとVergeが続きます。日常生活で使えるように考えられているだけあって、かなり速いですね!!

 

「匿名通貨」が買えるオススメ取引所

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こちらの取引所では今回ご紹介した5種類、全ての匿名通貨(DASH、Monero、Zcash、Komodo、Verge)購入することができます。

 

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2018.01.08

 

まとめ

今回は5種類の匿名通貨に関してその特徴を徹底比較してきました。現在価格が下がり、安い状況ですので、今のうちにチャートを見ながら買っておくのがオススメです。

お気に入りの匿名通貨を是非買ってみてください。