ビットコインキャッシュとは?BCHの2018年や今後の将来性まとめ

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2018年はビットコインキャッシュの年になる。

こんな言葉を最近目にするようになりました。ビットコインキャッシュとはどんなものなのか?ビットコインとの違いは何か?買うならどの取引所がいいか?などの基本情報をまとめました。

また、「真のビットコインはビットコインキャッシュだ」問題についても触れています。最新情報を元に2018年ビットコインキャッシュがどう躍進していくのか大胆予想していきます。

BCH(ビットコインキャッシュ)とは?

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ビットコインキャッシュとは、2017年7月にビットコインのハードフォークによって誕生した仮想通貨です。

ハードフォーク時にビットコインを持っていた人は、もれなく同じ数のビットコインキャッシュをもらえました。1BTC持っている人は1BCH、0.5BTC持っている人は0.5BCHもらえました。

基本情報

基本情報をまとめてみました。
現在の価格・時価総額とそのランキング順位

 
発行枚数
発行枚数は、2100万枚です。
これは、ビットコインと同じ枚数ですが、1枚当たりの値段はビットコインの1/10程度です。

誕生の経緯

 

ビットコインキャッシュが誕生した経緯は、大きく分けて二つです。

1. ビットコインのスケーラビリティ問題を解決する

2. その他の政治的対立

いずれもビットコインをより良くしていこう、という考えのもと起きた問題であり、考え方の違いでビットコインキャッシュが生まれたのです。

詳しく見ていきましょう。

 

ビットコインのスケーラビリティ問題を解決する

誕生したきっかけの一つは、ビットコインの”スケーラビリティ問題”にありました。

 

スケーラビリティ問題

その名の通り、スケール(大きさ)に関する問題です。ビットコインはブロックチェーン技術を活用してデータを保管し、更新されていきます。

その際、一つのブロックに収納できるデータの大きさが「1MB」であるのが現在のビットコインです。1MBという容量が多いか少ないかを判断する時に、良く「送金詰まり」の問題が挙げられます。

実際、取引の多い時には「ビットコインを送ります」と注文を出してから、何日も処理が完了せず送れない(送金詰まり)が発生する場面が今まで何度かありました。

つまり、今のビットコインは処理しないといけない情報量に対して容量が小さく、このことが問題となっています

 

ビットコインキャッシュは、このビットコインの「1MB」という容量を「8MB以上」にし、一度に取り扱えるデータの量を増やそうとしています。

これにより、スケーラビリティ問題が解決するのではないかと考えられています。

ちなみに、ビットコインはビットコインで、別のアプローチでこのスケーラビリティ問題を解決しようとしています。この手段が例えば「ライトニングネットワーク(LN)」とか「セグウィット(Segwit)」と呼ばれるものです。

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ライトニングネットワークは、簡単にいえばブロックチェーン上でやり取りを行わず、別のところで大量のデータを処理し、ブロックチェーンでのデータやり取りを軽くしようという試み。

セグウィットは、簡単にいえばよりコンパクトな形でデータを収納していくイメージの試みです。

その他の政治的対立

 

「ビットコインを良くしよう」という動きの中で、いわゆる方向性の違いで対立が生まれています。

現在、ビットコインを開発している中心的な存在が「Blockstream(ブロックストリーム)社」になります。ビットコインキャッシュ,BCH,今後,将来性,2018

彼らは、ビットコインにセグウィットを導入するかどうかという過程で、賛成しないグループの人たち(ビットコインキャッシュ派)と対立しました。

現在も、ツイッター上で「BTC派」vs「BCH派」の激しい論争を見たりしますが、その「BTC派」の中心になっているのが彼らのようです。

 

ちなみに、BCH派の中心的存在は、ビットコインの神と呼ばれているロジャー・バー氏です。

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なぜ彼が神と呼ばれているかですが、ビットコイン創設の初期からビットコインに投資をし、正しい方向を見据えてきた一人でもあるからです。

 

彼は「ビットコインキャッシュがビットコインである」と述べ、多くのメディアでBCHが本当のビットコインなんだと訴えています。

もともとビットコインの開発に携わっていたコアメンバーは実はBTCの開発から去り、BCHの開発を進めるなど、サトシナカモト(ビットコインの生みの親)が目指した本来のビットコインのビジョンに共感する人たちはビットコインキャッシュを推している事実があります。

 

BTC(ビットコイン)との決定的な違い

ブロックサイズ

先ほど説明したように、ビットコインキャッシュはブロックサイズを「8MB以上」に増やせるという強みがあります。

 

実際、実験では1GB(ギガバイト)のブロック生成に成功しています。今後、1TB(テラバイト)への拡大も視野に入れているようですが、これが実現すれば、1秒間に700万取引が可能になり、現在のBTCの1秒間に7取引という数字を大きく上回る性能を持つことになります。
 

ちなみにブロックサイズ技術的な問題ではなく、BTCは意図的に上限サイズを1MBに設定しています(このような点で、BTC派はスモールブロック派とも呼ばれます)。

1MBの方がいい、という主張はBTC派が言うには安全性の問題としていますが、実際問題どうなんでしょうか。

BTC派のスケーラビリティ問題解決策としての「ライトニングネットワーク」はブロックチェーン上ではないところにハブを設置するためハッキングのリスクがある、と開発者は述べているので、本末転倒な気もします。

開発チームが分散している

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BTCの開発チームは先ほども話した通り、Blockstream社がほとんど行っています。それに対して、BCHの開発チームは、いくつかのグループに分散していて、それぞれが開発を行っています

定期的にミートアップが行われ、よりいいアイデアやアップデートを提案したグループの方針でBCHは更新されていく仕組みになっているため、

誰かが操るとか、独裁的に方針を決めていく、みたいなことができないようになっています。

難易度調整のアルゴリズム(上級)

ビットコインはマイニングによって生まれます。そのスピードを調整するのが、難易度調整というものです。

難易度って、何?と思われるかもしれませんが、この難易度とは、マイニングの難易度です。マイニングの仕組みは以下のページで解説していますが、

https://kaso-trade.com/2018/02/18/mainingu-toha/

簡単にいえば「よーいどんではじまる暗号解読の競争」です。

 

暗号を解読するために、マイニングをするパソコンは一斉に計算を始めます。一番早く計算できた人に報酬をあげるよ!という仕組みでビットコインは運営されています。

この計算の難易度を調整する(難しくしたり、簡単にしたり)することで、マイニングのスピードを調整し、結果として安定的なネットワークを作っていくことができます。

この仕組みがBTCにはないのでときどき不安定になりますが、BCHは2017年のHFでこのシステムを導入しています。

現在の価格・チャート分析

現在のビットコインキャッシュの価格はこのようになっています。

より詳しいリアルタイムのチャートと分析は次のページをご覧ください。

ビットコインキャッシュのチャートを徹底解説!

 

ビットコインキャッシュは今後躍進する

BCHを基軸とした取引所が誕生

2017年12月にビットコインキャッシュを基軸とした取引所がイギリスに誕生しました。

基軸通貨とは

全ての通貨が通過する通貨です。

日本では日本円で様々な仮想通貨を購入できるのですが

海外ではビットコインで購入するのが基本なので
「外貨→BTC→仮想通貨」
という流れになります。

この場合のBTC(ビットコイン)が基軸通貨です。

ビットコインキャッシュが基軸になると
「外貨→BCH→仮想通貨」
という流れになるということです。

アメリカ最大の取引所で取り扱いスタート

2018年1月にアメリカ最大の取引所「Coinbase」でビットコインキャッシュの取り扱いが開始されました。

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Coinbaseは、信頼性を保つためにどの通貨を取り扱うか非常に厳しい基準で決めている取引所です。ビットコインキャッシュを取り扱うべきと判断し取り扱いを開始しました。

実際、Coinbaseが取り扱いを発表した時はビットコインキャッシュの価格が高騰しました。

BCHを推している会社がついに・・・

2018年1月、BCHを推している金融大手SBIグループが仮想通貨取引所「SBIバーチャルカレンシー」を開設しました。SBIといえば、日本の証券会社の中でトップのシェアを占める大きな会社です。

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以前からBCH推しを公言していたSBIグループが仮想通貨業に本格参戦してくるとなるとBCHを盛り上げる推進力になるのは間違いないと思います。

同社は、BCHのマイニングもスタートしています。

BCH決済が増えてきた

アメリカの決算管理会社「BitPay」が決済用通貨としてBCHを採用しました。

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BitPayは、ビットコインキャッシュの採用について、BTCの平均手数料に比べてBCHの平均手数料が3000分の1であることを理由としてあげています。

また、BitPayはVISAカードを発行していて、その対応通貨としてBCHを採用、現在使用手数料は無料となっています(BTCは有料)。今後VISA加盟店でBCHが使用できるようになりました。

日本国内でもBTC決済ではなくBCHでの決済に対応し始める流れが続々と出てきていますので要注目です。

下のツイートは大阪にあるフィッシュバーガー専門店「SALUSALU」でBCHでお支払いをされた方のものです。

 

現在国内23店舗がBCH決済に対応しています。2018年は、実際に利用できる店舗やサービスの拡大が期待できます。
 

CoinTextで送金が容易に

CoinText(コインテキスト)という携帯のSMS(ショートメッセージ)でBCHの送金や受け取りができるサービスがスタートします。

使用イメージ↓

SMSは、携帯電話の番号でメッセージをやり取りするためのものなので、あなたのスマートフォンにも入っています。

これを通じてBCHのやり取りができるとのことで話題になりました。

なぜ今SMSかと言うと、SMSは発展途上の国の方も使え、そういった方に使ってもらえる安全な通貨としてビットコインが誕生した背景があるからです。

富を集中させることなく、再分配を行う、そのような理念も含まれているビットコインですが、その世界観をBCHで実現しようとしています。

2018年ビットコインキャッシュはどうなる?

認知広がり、大きく飛躍すると予想

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今挙げた要素だけでも、ビットコインキャッシュがより多くの人に認知され、使われ、経済圏が拡大していくと思われます。

実際、当サイトではビットコインキャッシュは今後飛躍的に伸び、投資する価値のある仮想通貨として注目しています。

特に、C言語で開発されていたライトニングネットワークのテストにおいて、開発者の一人がハッキングのリスクがあり、それは直しようがないと発言している点は見過ごせません。

 

より安全なオリジナルのビットコインに近いBCHが決済をはじめ、基軸通貨になっていく可能性は十分にあると思います。

もちろん、現在はBTCの変動に大きく影響を受ける市場ですから、BCHもかなり左右されます。BTCへの悪材料は市場全体にとってよくないニュースであり、まずは市場が一般の投資家に受け入れられ、懸念材料を払拭することが先決かなと思います。

ホリエモンも注目

ホリエモンは過去ビットコイン価格が下落した際に「BCHなんかなー」とつぶやいていますが、この時ビットコインに代わる基軸通貨候補としてBCHが囁かれていました

BCH派で有名・落合陽一氏も

BTCが欲しいのは、上がり続けるからではないの?そうならば考え直した方がいい、というツイートです。どう捉えるかは、あなた次第です。

イーサリアム創始者ビタリック氏の発言

 

「私はBCHがビットコインの名前を受け継ぐ正当な候補者だと考えている。」

 

と述べています。また、オリジナルの計画を変えてしまったことがBTCの失敗であるとも述べています。ビットコインのブロックチェーン技術に見せられイーサリアムを開発した彼なので、ビットコインの在り方には理想を持っているはずです。

ビットコインキャッシュを買うなら?

ビットコインキャッシュを取り扱っている取引所をこちらの記事でまとめていますので参考にしてみてください。

https://kaso-trade.com/2018/01/25/bch-torihikijo/

おすすめウォレットを紹介

ビットコインキャッシュを保管できるおすすめのウォレットを次の記事で紹介しています。コインチェックの問題もありましたし、大切な資産の保管場所は常に考えておいた方がいいでしょう。

ビットコインキャッシュのウォレットはコレだ!一覧と特徴を紹介!

まとめ

今注目を浴びているビットコインキャッシュについて解説しました。ビットコインとの違いも明確になったと思います。

名前が似てるので、単なるビットコインから派生したコイン?と思いがちですが、実はビットコインの在り方を教えてくれる貴重な仮想通貨でもあります。

今後、価格の伸びは期待できますが、それ以上にどんな成長を遂げるか楽しみなコインだと思いました。